市場用語集
株式市場で使用される専門用語を解説します。基本用語からチャート用語、指標用語、取引用語まで、投資家のレベルに合わせた情報を提供します。
すべて
基本用語
チャート用語
指標用語
取引用語
英数 英数
IPO(新規株式公開)
重要度高PER(株価収益率)
重要度高PBR(株価純資産倍率)
重要度高あ あ行
安値(やすね)
重要度高アップトレンド
重要度中か か行
株価指数(かぶかしすう)
重要度高株価指数とは、特定の市場や業種の株価全体の動向を表す指標です。複数の銘柄の株価を一定のルールで集計し、単一の数値として表します。市場全体の動きを把握するために使用されます。
主な株価指数
- 日経平均株価(日経225):東証一部上場企業から選ばれた225銘柄の平均株価
- TOPIX(東証株価指数):東証一部上場全銘柄の時価総額加重平均
- JPX日経インデックス400:ROEなどの指標を基に選定された400銘柄の時価総額加重平均
- 日経ジャスダック平均:ジャスダック市場上場銘柄の平均株価
使用例
「本日の日経平均株価は前日比300円高の29,500円で取引を終えた」
株主優待(かぶぬしゆうたい)
重要度中株式分割(かぶしきぶんかつ)
重要度中さ さ行
サポートライン
重要度高た た行
高値(たかね)
重要度高な な行
は は行
配当(はいとう)
重要度高配当とは、企業が利益の一部を株主に現金で還元する仕組みです。株主に対する重要な利益還元方法の一つで、通常は年1回(期末配当)または年2回(中間配当と期末配当)実施されます。
主なポイント
- 配当金額は1株あたりの金額で表示される
- 配当利回り = 年間配当金 ÷ 株価 × 100(%)で計算される
- 権利確定日に株主名簿に記載されている株主に支払われる
- 配当性向 = 配当金総額 ÷ 当期純利益 × 100(%)で、利益に対する配当の割合を示す
使用例
「この企業は1株あたり年間60円の配当を実施しており、現在の株価3,000円に対して配当利回りは2%となる」
ま ま行
窓(まど)/ ギャップ
重要度中窓(ギャップ)とは、前日の終値と当日の始値の間に価格の空白部分ができる現象です。上昇ギャップ(前日終値より高い始値)と下落ギャップ(前日終値より低い始値)があります。
主なポイント
- 重要な経済指標の発表や企業の決算発表後などに発生しやすい
- 「窓は埋まる」という格言があり、後日その価格帯まで戻ることが多い
- 上昇トレンド中の上昇ギャップは強気サイン、下降トレンド中の下落ギャップは弱気サイン
- 大きなギャップが発生した場合、トレンド転換のサインとなることがある
使用例
「好決算を受けて、この銘柄は前日終値の1,500円から当日始値1,580円と大きな上昇ギャップで取引を開始した」